2021/12/22 17:49

こんにちは!Cultuart Hatchです。

今日は題名通り古着について深堀していきます!

東京の下北沢や高円寺,大阪の心斎橋を中心に若者を熱狂させている古着。今ではTikTokInstagramでも沢山見かけますね。

Cultuart Hatchにお越し頂くお客様も古着が好きな方が多いです。福井でも〝古着〟というカルチャーが大きな盛り上がりを見せていますね

何故大手ファストファッションの多い日本の中で、人が一度袖を通した衣類〝古着〟(特に〝アメリカ古着〟・〝ヨーロッパ古着〟)が流行しているのか?

今回のブログでは流行のキッカケについて主観を交えつつ、紐解いていきたいと思います。

 

・人と被らないから

・割安でコーディネートを組むことが出来る

 

たしかに古着は割安・オンリーワンを追求できるファッションであることに違いありませんね。しかしそれだけの理由で古着の流行が来た訳ではなく、もっと本質的な部分からこの流行が始まったと考えます。

 

結論、今起こっている古着の流行は若者の意識が創り上げたと解釈しています。

「若者」⇒いわゆるZ世代(1995年以降に生まれた人)の

「かわいい」・「かっこいい」という表面的な感覚だけではなく、世代全体が持つ意識が大きなキッカケを生み出しました。より具体的に伝えるなら、Z世代は〝自然環境への意識〟が高く、環境負荷の少ない古着を着るのが主流になった。中でもアメリカのZ世代が、日本に大きな影響を与え、インフルエンサーを中心に爆発的な流行を引き起こしました。他にも社会構造とアパレル業界に着目したトゥルーコストという映画が火付けになったとも言われています。

 

このような意識を分かりやすく表現すると〝サスティナブル=持続可能〟という言葉に辿り着きます。(SDGsと呼ばれる取り組みもこの言葉が軸になっていますね。)

人間の活動が自然環境に悪影響を与えず、その活動を維持できることを意味しています。

ちなみにサスティナブルというキーワードは古着の流行を生み出しただけでなく、大手ファストファッションブランドにも変化を与えていますね。ユニクロやH&Mなどの企業も服という資源をリサイクルできるようなシステムを取り入れたことが有名です。

この企業の変化は消費者が引き起こしたのか、企業が自ら起こしたのかは読者の皆様の考え方次第としておきますね。

 

 

この記事を読んでいるZ世代の人たちは、「自分もZ世代だが、そこまで環境意識が高くない、、、」と思うかもしれません。実はあなたも普段から環境問題に触れる事が多かった世代の一人です。例えば学生時代の国語、英語の授業でも環境問題のトピックを軸に学習したことはありませんか?もっと身近な所でいうと、車を選ぶときにハイブリッド車にするか?ガゾリン車にするか?について一度は考えた経験があるのではないでしょうか。1997年以前は特にこのようなトピックでの学習や、車はあまり着目されていませんでした。しかし日本は1997年から環境対策に乗り出し、Z世代が物心を持った時には、「地球温暖化」という今では当たり前の言葉を世間が使うようになりました。要は国がZ世代の生活には環境意識を根付かせているため、自分では気付いていないだけですね。

 

これからも古着はアパレル業界の中でサスティナブル要素を強く持ち合わせたファッションカテゴリとして大きな役割を果たすと思います。お客様達からファストファッション×古着という合わせ方が流行っているという声も良く聞きます。新たな着こなし方が次々と誕生していくから面白いですね

ちなみに服も綿や麻が使われているため農作物です。自然由来のモノはいつまでも循環し続けることが可能ですし、環境を壊しづらいですね。あと自然志向の人たちはピースな人達が多くて良いですよね。


Cultuart Hatchでも古着を沢山扱っていますので、是非遊びに来てみてくださいね!


住所:福井県福井市板垣5丁目1004 ヴィラ板垣1F

営業:13:00~20:00(定休:木曜)