2021/12/12 16:34
皆さんこんにちわ!Cultuart Hatchです!
さて、今日はタイトルにもある通り"NBAとブラックミュージックの親和性"についてご紹介していきたいと思います。
NBAの試合のハーフタイムや開会式に、ラッパーがライブショーケースをしているのを見たことはないでしょうか?一体どのようにして2つの文化は結びついたのか。
・NBAの隆盛と共に活気付いたブラックカルチャー
マイケルジョーダンがNBAで活躍し始めた80年代半ば以降、NBAの人気拡大とヒップホップを中心としたブラックカルチャーの隆盛が、ほぼ同じタイミングで起こっていました。87年には当時のロサンゼルス・レーカーズのメンバーが反ドラッグを謳ったオールドスクール。ラップ調のシングル「Just Say No!」も出され、以降、NBAとブラックカルチャーは互いに影響を与えながら急速に発展を遂げて行きます。
例えば、Jay-Zが「Empire State Of Mind」(2009年)の歌詞で"俺はドウェイン・ウェイドに賭ける"とラップしたりしています。ラッパーはNBA選手に憧れているし、NBA選手はラッパーと友達になってラップをやりたがるなど、両者には密接どころではない深い繋がりがあります。
・黒人少年の夢はバスケかラップ
92年公開のバスケ映画「White Men Can't Jump」のタイトルが伝えていたように、当時は、"白人は(マイケル・ジョーダンなどのNBA選手のように)跳べない"、つまり"黒人にしかできない"という認識が主流でした。こうしたステレオタイプな認識は人種差別を助長してしまいますが、多くの白人ができなくて黒人ができることの象徴、それがバスケと並んでストリートのゲームを代表するラップで、ボールを操るか、マイクを握るかの選択が黒人少年たちの夢になって行きます。そのサウンドトラックとして機能したのが先に羅列したような音楽であり、映画も含めたブラックカルチャーは黒人にとっては身近な憧れとして、単純にスポーツとしてNBAを観戦していた白人には自分たちにはない憧れとして人々の間に浸透していきました。90年代のNBAは黒人の音楽や文化を発展させながら、結果的に人種の壁もぶち破って行きました。
・まとめ
このようにしてNBAとブラックカルチャーの繋がりは形成されて行きました。やっていることは違いますが、互いにリスペクトし、文化が交わることで、平和になる。彼らはそう教えてくれているのかも知れません。HIPHOPカルチャーはもちろん、その他の文化とも交わり、また新たなカルチャーが生まれる。Cultuart Hatchはそんな場所になれば良いなと思っています。是非、1度店舗までお越しください!
それでは👋
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